ケーズデンキが営業妨害？ヤマダ電機が提訴！

「ヤマダ電機」が「ケーズデンキ」を訴えた、というニュースを見ました。
電気屋さん同士で何を訴えることがあるんだろう、と思いましたが営業妨害が原因だそうですね。

「ヤマダ電機」は国内家電販売店の最大手と言われていますね。
一方の「ケーズデンキ」も家電販売大手。

今回、この「ケーズデンキ」を展開するケーズホールディングスを相手取り、「ヤマダ電機」が５５００万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。

訴訟の内容は「ヤマダ側にとって不名誉な雑誌記事のコピーをケーズ側が配布し、営業を妨害された」というものです。

ケーズ側が配布したこの記事。
昨年の７月に日系ビジネスが掲載した「アフターサービス」に関する特集記事で、毎年恒例となっているようです。
アフターサービスに対する満足度をアンケート調査し、順位付けしたものなんですが、「ケーズデンキ」は１位で「ヤマダ電機」は最下位の１４位というものでした。

ケーズ側はこの記事のコピーを、雑誌が発売された8月から１年以上、お店に来たお客さんに配布していたそうです。
これに対してヤマダ側は「この行為はヤマダ電機のアフターサービスが著しく劣っていると来店客らに知らせることを目的としており、名誉棄損と不正競争防止法違反に当たる」とし、訴えを起こしたそうですね。

「ヤマダ電機」は以前もこのアフターサービス満足度の記事で最下位を取ったことがあります。
その時も名誉を傷つけられたとして損害賠償請求をしています。
この裁判は結果的には「合理的な調査結果によるもの」として訴えを退けられていました。

今回の記事コピーの配布ですけど、ケーズ側はきちんと法的な問題がないことを確認した上で配布しています。
記事そのものが問題ない場合、ヤマダ側の主張がどこまで通るかですね…。

あんまり家電量販店で買ったことないので分からないんですが、ヤマダはなんか悪いイメージがこういうので余計に付いて回ってる気がする…笑

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