ウサイン・ボルト 病気と速さに関係が…？ 五輪新記録で金メダルの秘密

１００mでボルト選手が金メダル獲得しましたよー！
世界新は出せませんでしたが五輪新です！その記録は９秒６３！すごいですね！

そしてカール・ルイス以来のオリンピック連覇です！
結構、連覇してる人はいなかったんですね。生ける伝説とは彼のことを言うのでしょう。

ちょっと前は９秒台を出せれば優勝できていた時代だったと思います。しかし、今はもう９秒台を出さなければ決勝に残ることも難しく、１番になるには９秒前半を目指す走りをしないといけない時代に突入しているみたいです。


http://www.cnn.co.jp/photo/l/433217.html

それにしても、ボルト選手は速い。
世界新記録、９秒５８を出したボルト選手は何故あんなに速いのでしょう。

NHKでは「ミラクルボディー」という番組でボルト選手の速さの秘密に迫る特集をしていました。
その番組では、ボルト選手は「脊柱側弯症（せきついそくわんしょう）」という病気であるという放送をしてました。

これは背骨がまっすぐなのではなく外側に曲がっている病気だそうです。
脊柱側弯症の人のレントゲン写真などを見ると、ちょうどS字のようになっています。

ボルト選手のフォームは独特だったり、過去にはケガがとても多かったり、スタートが苦手なのもこの病気によるところが大きかったようです。なるほどー。

これを克服するためにアテネ五輪から北京五輪の間、ボルト選手は肉体改造を行いました。
週に５日のトレーニングを重ねた結果、努力であの肉体を手に入れたというわけですね。
ただ、スタートの不安はまだまだ解消しきれていないようで、世界選手権ではフライングを。
世界中が驚いた大会でしたね。

しかし今回のロンドン五輪ではフライングはもちろん、スタートも大きく失敗するようなことなく金メダルを獲得。

陸上選手にとってはこの脊柱側弯症は不利に働く病気ですが、逆に言うとこの病気があったからこその今のボルト選手なのかもしれません。

とはいっても、この病気がなければあるいは９秒前半も夢じゃないかもしれませんが…。

それにしても日本人選手は惜しかったですね。
ぜひ１０秒の壁を破って、日本人も決勝の舞台に立ってほしいです。

タグ：ウサイン・ボルト ロンドン五輪 ロンドンオリンピック 金メダル 病気 新記録