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川澄に指示「シュートだけはやめてくれ」佐々木監督の意図は?【サッカー五輪なでしこ】 [ロンドン五輪]

「素晴らしいカットインからのシュートだけはやめてくれ」とサッカー女子日本代表、なでしこジャパンを率いる佐々木監督が川澄選手に指示を出したのは、対南アフリカ戦でのこと。

31日にロンドン五輪サッカー女子1次リーグF組、日本対南アフリカの試合がおこなわれました。
佐々木監督はこの試合、控えの選手を先発で起用。
主力を休ませることが目的でした。

また、監督は試合開始前から「ドロー狙いもあり得る」と選手たちに伝えていました。
そして同組のスウェーデン対カナダの試合が2−2であることが途中経過で分かった際には、途中交代で入った川澄に上記のような指示を与え、ドローで試合を終わらせることを決定。

これによって日本は予選リーグを2位で通過することになるのですが、この2位狙いにはどのような意味があったのでしょうか。
これは決勝トーナメントでの組み合わせが原因ではないかと言われましたが、どうやら目的は選手を休ませることに合ったようです。

1位通過をしてしまうと、アメリカやフランスのいるG組2位と準々決勝で当たってしまうわけです。日本は大会前の親善試合でアメリカには完敗しています。従って1位通過をさける目的があったと見られていますが、監督はこれを否定。

監督は「コンディションを保つため。(2位通過ならば)移動がなく、この会場(カーディフ)で準々決勝をやれる」と体調管理を優先したようです。
もし1位通過をしていれば、準々決勝の会場まではバスと飛行機で8時間という移動距離。選手たちに少しでも楽をさせたいとの思いからでした。

なお、記者会見でこの消極的とも見える指示に「選手への今後の影響が心配」と問われた佐々木監督は「勝手に心配してくれて結構」と反論。選手たちは「金メダルをとるための作戦」と納得してのことだったようです。

なにはともあれ、アメリカやフランスを避け、更に長距離移動も免れたわけです。
この好条件をいかして金メダルに向けて進んでほしいですね!
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